2018年3月6日~4月4日の運勢を九星ごとに見ていくことにしましょう。
まずは、下の表から、ご自身の九星を調べておいてください。
ここで、一つだけ注意があります。
生まれ年とは書いていますが、九星気学という占いの約束事で、春分の日から翌年の節分日までを一年とします。
つまり、翌年の2月3日までに生まれた人は、前年生まれと考えるのです。
例として、1995年1月17日生まれの人は、五黄土星ではなく、前年の六白金星の人であると考えてください。
次に、2018年3月6日~4月4日の月盤を示してみます。
それでは、九星ごとのの運勢を紹介していきましょう。
一白水星の人
一白水星は、天道天徳、三合を持って、坤宮に廻っています。
坤宮は裏鬼門ですから、本来は女性には注意を要す時ですが、天道天徳と三合が付いていますから、そこまで怖れなくても構わないでしょう。
こつこつとした努力が実を結びやすい時期です。
会社勤めの人なら、上司の評価を得られるということもあるでしょうから、頑張り甲斐もあるでしょう。
但し、人から見えないことをしていても、意味はありません。
アピールだけをするというのでは問題ですが、アピールがないというのも問題です。
人はそんなに事細かに他人の努力を見ているものではありません。
あくまでも、目についているところしか評価出来ないのです。
そのことを理解して、やるべきことをやって、余計なことを押し付けられるのを防ぐべきです。
せっかく良いものが付いているのですから、上手に味方につけることも考えて下さい。
二黒土星の人
二黒土星は、月徳を持って震宮に廻っています。
運勢は良好です。
先月から何かお金の件で良い事がありそうです。
ここ半年ぐらいずっと頑張ってきたことについて、喜び事が起こりそうです。
特に、お金の件でそういうことがありそうです。
入ってくるということも期待出来ますし、また使い方にも期待出来ることがあるでしょう。
但し、こういう時期は油断からの失敗に繋がりやすいものですから、その注意は必要です。
何事も感覚的な方にだけ片寄らないように、自分の頭もしっかり使って下さい。
緊張感がないというのなら、コーヒーを飲む等して、目覚めの準備をしっかりして、一日を始めるようにして下さい。
三碧木星の人
三碧木星は、暗剣殺を持って巽宮に廻っています。
暗剣殺が付いてしまっている以上、良い時期とは言えませんから、注意を要します。
まずは、火のないところにも煙は立つ、ぐらいの気持ちでいることが必要です。
世の中には、わけの分からない、筋の通らないところで
人に嫉妬したり恨んだりする者が一定数いるものです。
そんな者に関わらないで良いなら関わらない方が良いですが、そうもいかない場合が多々あります。
信心のある方なら、地元の神社にお参りに行くようにする等して禍を避けることも出来るでしょう。
また、親族問題や、それがなければ家(家屋)の問題が起きやすい時期でもありますから、先手を打てるところは打っておくというのも大切でしょう。
四緑木星の人
四緑木星は、中宮に廻っています。
中宮ですから運勢は強いのですが、過ぎたるは及ばざるが如しで、緊張感を持つことは必要です。
何事も、今まで隠していたことが明るみに出やすいですから、嘘や大風呂敷を敷くのは止めておいた方が賢明です。
必要以上に自分を良く見せようとすればするほど、蒔いた種は大きな災いとなって帰ってきてしまいます。
流行のキラキラ起業だと言って、SNSで見せかけだけ良くしているようなものも、本質や心を欠いた行動であると言えるでしょう。
誠実に人と接することを心がけて行動していけば、問題にはならなりませんし、むしろ運勢は味方して良き人と出会えるチャンスも貰えるでしょう。
心のない行動をすれば、どんな惨めな思いをすることになっても不思議ではありません。
今月は、そういう運勢の時期です。
五黄土星の人
五黄土星は、三合を持って乾宮に廻っています。
希望が上手く通らず、それをきっかけに運勢を悪い方へ傾けてしまいやすい時期です。
上手に物事を考えられなくて、運勢を悪い方へ傾けてしまう、と言っても良いかもしれません。
物事を計画通りに進めるというのは中々難しいものです。
だからと言って、計画は無意味であるというのではありませんが、あまりに計画に執着するあまり、臨機応変に考えていくということが出来ないのでは、実力がありません。
また、あらかじめリスクを考えて行動しておけば、事が起きても先手を取っていけるものです。
どちらにしろ、一足飛びに物事を進めることは無理だと考え、コツコツとやっていくしかありませんが、その一歩一歩こそが自分自身の力になると考えて取り組んでいくと良いでしょう。
六白金星の人
六白金星は、月破を持って兌宮に廻っています。
月破が付いていますから、良くありません。
勤め人なら、仕事面はそんなに大きな問題とならないでしょうが、自営業の人は注意せねばなりません。
特に、ややこしいと感じるような取引はしないに越したことはありません。
背に腹は代えられないと言っても、それで失敗すれば全て失うのは自分の責任です。
また、恋愛面でも問題が起こりやすい時期で、相手のいる人は、相手の気持ちが分からなくて問題になったりするかもしれませんし、相手のいない人は誠実でない人との縁が出来やすくなったりします。
今月、何よりも大切なのは、自分の力を養うことです。
仕事、恋愛、いずれにしても、問題は実力不足によるものです。
まずは自分の器や現状をしっかり把握して取り組んでいくのなら、却って実力がつく時期になります。
七赤金星の人
七赤金星は、生気を持って艮宮に廻っています。
鬼門運ですから、少々慎重にならねばならない時期ですが、良いものも付いていますから、怖がる必要はありません。
何か新しいことをしたくなったり、現状を改革したくなりやすい時期です。
生気が付いていますから、時期としては悪くはないのですが、その動機に問題がないかを確かめねばなりません。
自分の為だけの動機では、弱すぎるのです。
恋愛にしろ仕事にしろ、自分自身の幸せを願って行動するというのは、人として当たり前です。
しかし、そのどちらも自分一人では達成できないことだということを理解しなければいけません。
特に、今月は生気が付く分、その力を他の人の為にも使っていかねばなりません。
まずは「お先にどうぞ」と人に譲り、その後に自分の望みを通していくのが力を持った人の道です。
八白土星の人
八白土星は、月徳合を持って離宮に廻っています。
色々な問題が持ち込まれやすい時期です。
対立する二者の板挟みにされたり、目上の人のせいで損害を蒙ったりということが起こりやすいです。
義理や人情というものは、確かに人間として生きていく以上大切なものですが、変に義理立てて、自分が被害を受けるというは、義理とは違うものだと理解しなくてはいけません。
自分に善きものがあるならそちらを選択し、自分に誤りがあるのなら素直にそれを認めて善き方へ向かうことの方がよっぽど大切です。
色々なしがらみで困難なこともあるでしょうが、結局はその善き選択をした方が、自分は勿論、他人にとっても良い結果をもたらすのです。
何かに尽くすとしても、自己犠牲というのでは良くありません。
つまらない方を選択をしてしまう理由をよく考えて、しっかりとした行動に繋げて下さい。
九紫火星の人
九紫土星は、定位対冲を持って坎宮に廻っています。
先月の上昇気運から一気に落ちてしまった感じがして、焦ってしまいやすい時期です。
人の為に尽くし、低く過ごしてきたという人なら、まず問題は大きくならないでしょう。
問題が起こっても、それを助けてくれる人が出てくるでしょう。
先月、自分のことだけに夢中であった場合は、やはり困難に直面しやすいですし、その問題も大きく育ってしまいやすいです。
まずは、自己の反省をし、自分の思考癖や行動癖を捉えて、次の月に繋げていく準備をしていくことです。
(そもそも、九紫火星は性急に物事を進めたがるという性質がありますから、良い時期に他者と一緒に歩んでいくという意識は、他の星の人よりも持っていかねばなりません)
嬉しいことが書いてあった方、嬉しくないことが書いてあった方、それぞれいらしゃると思います。
ですが、良い運勢であれ悪い運勢であれ、それはそれぞれの人が取り組まなければならない課題が必ずあります。
まずはご自身の立ち位置(運勢)を知って、そこからどういう行動をすべきなのか考えてみてください。
あくまでも簡単にまとめたものではありますが、上手く活用していただけたなら、公開した者として、それ以上に嬉しいことはありません。